松が丘助産院の産後ケアは、中野区、杉並区、港区、豊島区、渋谷区、武蔵野市、練馬区から助成を受けられる場合があります。お住まいの管轄区にお問い合わせの上、お申し込みください。詳しくは、対象サービスページのお申し込み方法をご覧ください。
出産は赤ちゃんを産むという大変感動的な出来事ですが、同時にお母さんは約3キロの赤ちゃん、羊水、胎盤、血液を一度に体から出すため、お母さんの体は思った以上のダメージを受けています。特に胎盤がはがれた後、子宮内の傷は外側からは見えません。その傷が治るのに約6週間から8週間かかるといわれています。
その為その時期は体の回復を図るために体を冷やさない(水仕事をしない)、目を酷使しないなど子宮を回復させるための注意が必要です。しかし昨今、産後の入院期間が短くなり、産後の体が回復しないままに退院し、赤ちゃんの抱き方もままならない中、孤独な子育てをしている方が多く見受けられます。
産後は是非ゆっくりと休み(からだが回復し母乳育児が順調になる、あるいはミルクを足す間隔や量に慣れるまで)、赤ちゃんとの生活に自信がつくまでケア入院をお勧めします。
まずお母さんがゆっくり体を回復することを大切にします。すべて個室対応です。
赤ちゃんとお母さんは同じお布団で寝ていただきますが、お母さんが疲れているときは赤ちゃんをお預かりしてゆっくり休んでいただきます。
母乳育児をご希望の方にはできるだけ、母乳で育てることができるよう母乳ケアや母乳介助をし、母乳育児がスムーズに行えるように協力いたします。
赤ちゃんの沐浴の練習を、お母さんやお父さんにもしていただけます。
常時ベテランの助産師がいますので、様々なご質問にお答えし、寄り添います。
おいしい母乳のために、野菜中心の食事を提供しています。
専任アロマセラピストによる全身アロママッサージ:6,800円/60分(初診料は割引します)
ぐっすり眠るためのお手伝い(お母さんんお疲れがひどいときは赤ちゃんをお預かりして、ぐっすりお休みいただきます)、腰痛は背中が痛むときにホットパックや、シップをして痛みを和らげます。
そのほか
授乳の仕方:様々な授乳の姿勢
授乳介助:赤ちゃんがお母さんの乳首を加えるのが上手ではないときに上手に吸わせることができるようにお手伝いいたします。
母乳マッサージ(必要時)
乳首が痛むときのケア
母乳が出にくいときのミルクの足し方のご相談
母乳不足のときのケア
母乳が張り過ぎて痛むときの手当
赤ちゃんの抱き方、扱い方、寝かせ方
沐浴指導(ご希望される方にはご主人にも指導いたします)
身体が冷えてつらい場合のケア
便秘の相談(松が丘ごはんを食べるとほとんどの方の便秘が解消しますが、ひどい方はマッサージなどで解消いたします)
その他なんでも育児や産後のおからだの不調に関して、お困りのときは助産師が、親身にご相談に乗ります。
産後の腰痛、恥骨痛、肩や腕の痛みなど、併設の松が丘接骨院で初診料(2,000円・税別)なしで治療を受けていただくことができます。ご希望の方は入院の部屋で治療を受けることも可能です(5,800円/30分)。
以下のケア等は必要に応じて適時行います。
母乳マッサージ
お母さんが疲れている場合、赤ちゃんをお預かりします
授乳介助
お灸、マッサージ
お腹が空いたらおむすびをお出しします
7時 朝食
赤ちゃんをお預かりし検温や体重測定、沐浴をします。
午前中はゆっくりとお休みください。
12時 昼食
夜間訪室した際に赤ちゃんやお母さんの様子を診ながら状況に応じて乳房の手当などのケアをします。
18時 夕食
病院やほかの出産施設を退院直後から、赤ちゃんの月齢が約4か月ぐらいまで。場合によりご相談に応じます(低出生体重時で月齢が大きくなっているような場合や育児に疲れている場合など)。